ベリーズ×柔道 青年海外協力隊活動記

青年海外協力隊2017年度1次隊の柔道隊員として中米ベリーズで活動中。ベリーズについて、ベリーズでの柔道について書いていきます。

カルチャーショック

先日、ある方の親族のお葬式に参列させて頂きました。 私は教会でのお葬式と、お墓での納棺まで立ち会いをさせて頂きましたが、カルチャーショックがあったので共有します。

なお、ベリーズの文化や慣習を否定する意図は全くありませんので誤解のないようにお願い致します。

ベリーズの宗教について

ベリーズは、多くの人がキリスト教徒です。 宗派としては、カトリック、アングリカン、バプティスト、メノナイトの方が多い印象です。

私が参列させていただいたのはバプティストの方のお葬式で、ベリーズシティで一番歴史のある教会で行われました。 参列者はバプティスト以外の方もいらっしゃいました。

お葬式に参列させて頂いて驚いたこと

①参列者の服装がわりとカジュアル

 男性は暗めのロングパンツの人がほとんですが、シャツは白に限らず、黒や柄物、チェック柄の人もいました。 白いシャツを着ている人でもズボンにタックインしていなかったりしました。 女性も、暗めの服装の方もいましたが、花柄のピンクっぽいスカートの方もいました。私は知り合いにアドバイスを頂き、スーツのパンツに白いシャツ、ノーネクタイ、ノージャケットで行きましたが、日本人の場合そのくらいが悪目立ちせず無難な気がします。

②納棺作業者の服装がラフ

 一般的にベリーズでは、お墓を作る時に3〜4つくらいの棺が収められるような深さで作り、新たに家族が亡くなるとお墓を外して上に棺を入れていくという形式のようです。  そのためお墓への納棺では、そのお家のお墓のコンクリートを外して棺を納め、その上に再びコンクートを流すことになります。 このコンクリートを外し、再び流す作業をしていた作業員の方々は、タンクトップにキャップというベリーズの日常で見かける服装でした。 納棺というのは神聖な作業だという認識があったのでかなり驚きましたが、暑さや作業の過酷さを考えるとある意味自然なのかもしれません。 この墓地は道路沿いにありますが、コンクリート自体も道路脇の地面で直接練っていて、それも驚きでした。

③参列者が他のお墓の上に立って様子をみている

 墓地にはたくさんのお墓があり、棺の大きさ(縦2m x 横1mくらい)で地面から40cmほどのコンクリートの台のようになっています。大理石のようなものに故人の名前が記載されていたり、上に花を手向ける壺がついているものもあります。  私が今回一番衝撃を受けたのは、納棺の際に、何人かの参列者がそうした他の方のお墓の上に立って様子を見ていたことです。 周りの人も牧師さんも注意する様子はありませんでした。 確かにその日は雨の後で多少地面がぬかるんでいましたが、私はどこの文化でもお墓は神聖なもので、その上に乗るというのは「絶対的タブー」だと思っていたので本当に驚きました。ベリーズに来てから、柔道畳の上に靴で乗った柔道修行者に対して「柔道畳の上に靴で乗るのは、お墓の上に乗るくらいダメ」と大袈裟に説明した時に、その人に全くピンと来ていない様子だったことがありましたが、その意味がようやく理解できました。

なんでこんなに日本と違うのか

こういった日本との違いを目の当たりにして、その時は正直ものすごくもやもやしました。特に②と③については、 「キリスト教での考え方や、宗派によっては、お墓に日本人が抱いているような神聖性は求めないものなのか?」というのが気になり、インターネットで調べると以下の記事を見つけました。

syukatsulabo.jp

この記事によると、キリスト教では「人は亡くなると、天に召される」という考え方で、お墓は必須ではないということでした。 もしかしたら、こういう考えであまり「お墓」そのものや納棺作業者の服装にこだわらないのかもなと思いました。

他の国や、キリスト教圏ではどのようにお葬式や納棺をしているのか気になったので、知っている人がいたら是非教えて欲しいです。

今回は、文化の違いを認識する良い機会になりました。 一方で、もしベリーズの方が日本に来た際に誰かのお墓の上に乗ったりしたら、文化の違いとは分かっていても怒ってしまうと思うので、「多様性」の難しさを感じました。

それではまた。

ベリーズに再赴任しました!

7/5(木)にベリーズに戻ってきました。

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ベリーズシティの(たぶん)一番高い建物からの風景

6/28(木)の診察で、ベリーズでの日常生活と指導をするには問題ないレベルまで回復したという診断を頂き、 7/4(水)に日本を発ちました。

日本では、家族や友人と会ったり、ウエイトトレーニング について指導を受けたり、料理したり、これまでの活動を振り返ったりと とても良い時間を過ごすことが出来ました。

1.日本滞在振り返り

料理

 今まで料理なんかインスタントラーメンを作るくらいでしたが、今回の日本滞在で料理が上達しました。  鮭とチーズとジャガイモのやつ、ゴーヤーチャンプルー、卵と木耳とトマトのオイスターソース炒め、きゅうりとミョウガとトマトのゴア油和えサラダ、ぶりの煮付け、春雨サラダ、などなど作りましたが、Cookpadの味付け通りにやると私でも美味しく作れるということが分かりました。

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鮭とチーズとジャガイモのやつ

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ぶりの煮付けと春雨サラダ

 ベリーズで先輩隊員にビーフリブと玉ねぎの煮物みたいなやつを作ったら「料理上達したな」と半笑いで言われたのが嬉しかったです。日本からも調味料を持って来たので、これからはベリーズでも料理工夫して楽しもうと思います。

トレーニング

 日本では週2回、指に負荷のかからないトレーニングをしていました。前回スクワットがきつすぎるということを書きましたが、80kgx15回から100kgx15回に上がりました。最初は筋肉が成長しているというよりもフォームが安定したりすることで重量が上がるみたいですが、結果が上がったので嬉しかったです。ベリーズでもウエイトトレーニングは続けようと思い、昨日ジムに入会しました。私の体格だと130kgx10回くらいはできるようになりたいですねと足立区のトレーナーさんに言われたので、なんとかそこまで行けるように頑張ろうと思います。  

読書

 「昨日までの世界(ジャレド・ダイヤモンド)」を図書館で借りて読んでいましたが、上巻の途中まででベリーズ再赴任となってしまいました。 この本では色々な伝統的社会(少数部族)と現代国家社会の社会のありかた(戦争、教育など)を比較・考察してて面白かったのですが、〇〇族の名前がややこしかったり、ちょっと読み応えがありすぎて読むペースが上げられませんでした。また機会があれば読みたいと思います。

IJF Academy

 無事に修了しました!"Certified Judo Manager"の"Diploma"を頂きましたが、これが何に役に立つのかはわかりません。笑 最終課題は、「自分が所属する柔道組織の課題と解決策の検討」を4,500-5,000語にまとめるというものでした。 私の場合はベリーズ柔道協会所属なので、協会としてベリーズでの柔道普及と活動予算確保についてどういう活動を行なっていくべきかということをまとめました。この課題を通して、ベリーズ柔道が発展するためにどうしたらいいかを深く考えることが出来たので良かったと思います。 それまでの受講内容に課題抽出と解決策のヒントを考えるための考え方が紹介されていたので、この課題で初めて少し内容が理解できたと思います。

2.ベリーズに2ヶ月ぶりに戻って感じたこと

ちょっとだけ街が綺麗になった?

 2ヶ月間経ってベリーズに戻ると、街が少しだけ綺麗になっているような気がしました。街のゴミも少し減ったような気もするし、塗り直したりしている家や新しくなったお店もありました。去年帰任した先輩隊員が、「2年間でも街の様子は結構変わったよ〜」と仰っていたことが、離れた時期があることでこれまで以上に実感できました。

子供達が成長していた

 先週ベリーズに戻ってから2つのクラブで子供達の練習をしましたが、子供達の練習態度が良くなっていました。私がいない間もカウンターパートを中心に指導を頑張ってくれていたことがよく分かり、嬉しかったです。2ヶ月でもこんなに変わるんだと感心しました。 子供がピアスをつけたまま稽古していたことや、柔道の技術の部分では改善すべきことは多々あります。 しかし、去年初めて彼らの柔道クラブに来て、練習を見た時に比べれば道場の清潔さ、練習態度、技術は格段に良くなっていることが分かり、嬉しくなりました。期せずして長くベリーズを離れたおかげで、こうして子供たちの成長をはっきりと実感できたので、骨折した甲斐があったというものです。笑

やっぱり暑い

 日本も6月下旬から暑かったのですが、ベリーズに戻ったらもっと暑かったです。私の住んでいる部屋の風通しの問題もありますが、扇風機を直当てしないと汗が止まりません。3月から日本に戻るまで背中と脇腹に謎の発疹ができてましたが、あれは多分ただの「あせも」だったんだなと気がつきました。笑

とりあえずベリーズに戻って1週間が経ちましたが体調を崩すこともなく元気にやれていて良かったです。 この調子でぼちぼち前向きにいきたいと思います。

それではまた。

一時療養帰国中です。

こんにちは。

4/28(土)から日本にいます。 元々は、任国外旅行制度での一時帰国なので5/7までの滞在予定でしたが、日本にいる間に右手小指を骨折してしまい、今も日本にいます。 反省と備忘録を兼ねて近況報告します。

一時帰国中に柔道の練習を入れた理由

 そもそも今回の一時帰国は日本でのんびりするのが目的でしたが、柔道の練習も予定に入れていました。要は骨折の言い訳ですが、以下4点が目的でした。

① 千代田区スポーツセンターでお世話になっていた方々に挨拶がしたかった

②ベリーズに行ってからは毎日のように柔道着を着ていたとはいえ、自分の練習は出来ていなかったので柔道が弱くなっていないか不安だった

③一人打ち込みや簡単な筋トレで、どの程度、柔道に必要な体力や技術が維持できているのかも気になった

④久しぶりに思い切り柔道がしたかった

怪我の経緯と状況

そんなわけで5/1(火)に千代田区スポーツセンターに久しぶりに行ってきました。 稽古は大学生や強い方達と思い切りできたので大満足だったのですが、途中から気がついたら右手小指が腫れてました…。

なお、久しぶりに自分のための稽古をして感じたことはこんな感じです。

  • 素早く動けた場面もあったが、踏ん張りが効かず後ろに吹き飛ばされることがあった。攻撃力が上がって守備力が落ちた感じです。

  • 全然練習ができていなかった時よりは体力があった(でも稽古の最後には誰よりもバテてました)笑

  • 大学生の組み手のスピードに対応しきれなかった(おそらく組み手争いで相手の胸に小指をぶつけて骨折したのだと思います…)。

  • やっぱり柔道は楽しい!

張り切りすぎて怪我したのは否定できないので、それは本当に反省しています…。

皆様も楽しい時ほど怪我にお気をつけください!

小指のほうは翌日になっても腫れが引かないので、翌日病院でレントゲンを撮ると、割とわかりやすく骨折してました。

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小指の第二関節(中節骨)が骨折して、亜脱臼のようにもなっていたということでした。 はっきりとはわかりませんが、小指に軸方向の力と捻る力がかかったんじゃないかとのことです。

GWがあったので手術してもらうのに少し時間がかかりましたが、5/12(土)に手術をしてもらい、プレートを入れてもらいました。

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というわけで、今は一時療養帰国というのに切り替えて療養中です。 指の関節を骨折したので、またちゃんと指が動くようにするにはリハビリが大事とのことで、手術の4日後からリハビリを始めました。 リハビリの内容は、手を自力で握る練習や、第一関節、第二関節を抑えながら握る練習です。 先週、やっと握りしめた時に小指の腹がなんとか手のひらに着くようになり、今は小指の爪まで手のひらに着くようになりました。 でも、まだ骨がくっついていないので、物を握ったり、外から力をかけるようなことは絶対にしてはいけないそうです。 理学療法士の方からは、「無理してもう一度骨折したら二度と治らない」と繰り返し脅されました。 腕立て伏せとかもダメみたいです。無理せずじっくり治します。

経過を見ながらということですが、術後2ヶ月近くは日本でリハビリと経過観察が必要かもしれないということで、ベリーズに再び出発するのは6月下旬から7月中旬くらいになりそうです。

とにかく、思いがけず長いことに日本にいることになりました。

日本での過ごし方

日本では、こんな感じで過ごしています。

主夫活動
 今のメインの活動です。

妻が最近東京に引っ越したので、洗濯、掃除、料理、買い物、家具組み立てなどやってます。

家にいるとついついテレビを見すぎてしまうのでマズいです。最近の日本のワイドショーはもっぱら日大アメフト問題です。

友達と会う、飲む
 第2のメイン活動です。笑

せっかく日本にいるので、友達や先輩と久しぶりに会っています。みんな頑張っていて、すごく刺激を受けています。 帰国前は少しネガティブになっていましたが、良い刺激をたくさんもらっているので、一時帰国して良かったなと思ってます。 怪我したのもまあ悪くなかったなと思えてます。笑

読書
 せっかく時間があるので、本を読んでいます。 ベリーズにいる先輩に持ってくるように頼まれた「君たちはどう生きるか(吉野源三郎)」の小説版が届いたので勝手に読みました。笑 戦前に書かれた本ですが、いつの時代も悩みや社会問題は似ていて、学ぶことが多かったです。
「落日燃ゆ」(城山三郎)も読んだのですが、これも面白かったです。 この本はA級戦犯として東京裁判で唯一文官として絞首刑になった元首相・広田弘毅の生涯を描いたものです。 時代の流れに飲まれ、軍部の暴走に翻弄されながらも、戦争回避に全力を尽くした広田は、それでも死刑になってしまうのですが、その際に自身の責任については全く弁解をせず、口をつぐんだまま死刑判決を受け容れました。その生き様が本当にかっこいいと思いました。 以前読んだ、「二つの祖国(山崎豊子)」でも東京裁判の描写がありましたが、今回はまた少し違った視点で東京裁判が描かれていて面白かったです。
学生時代は歴史などは全く興味がありませんでしたが、年々興味が出てきています。
次は、友達に勧められた「銃・病原菌・鉄(ジャレド・ダイヤモンド)」を読もうと思ったのですが、近くの図書館になかったので、同じ作者の「昨日までの世界」というのを読んでみようと思います。

トレーニング
 手術後1週間ほど経ってから体を動かしていいという許可をもらったので、ちょっとずつ始めています。

何かを握ったり右手小指に負荷がかかることはしてはいけないので、今ジムでやっているのはスクワット、チェストプレス、ランニングです。

ウエイトをつけてのスクワット、久しぶりにやりましたが超絶しんどいです。 ジムのインストラクターさんに言われた通り、low barで80kgx15回x3セットをやりましたが、終わったあとへたり込むほどしんどかったです。 インストラクターさんは、「80kgなら全然余裕のはず」感がすごかったですが、本当にしんどかったです! そのあと1週間近く筋肉痛でした。笑

スクワットは挙上重量の伸びが最も速い種目の一つということなので、日本にいる間に少しでも上がるようにがんばります!

協力隊活動の中間報告作成
 6月始めにベリーズ隊員の総会があり、本当は私もそこで活動の中間発表をする予定でしたが、療養で日本にいることになったので、プレゼンテーションの動画を作ってそれを流してもらうことになりました。

改めて活動を振り返る良い機会になりました。
活動の一番良い進め方は、それでも今だにわかりませんが、とにかく前向きにできることをやろうという、ごくごく当たり前の結論に至りました。

IJF Academy(Judo Administrator)
 12週間のうち、11週間までの内容が終わりました。 11週目までは、毎週20ページ前後の英文テキストと参考資料(動画教材など)をみてクイズに答える形式でした。

毎週、違ったテーマで柔道に関する組織運営などについて学ぶのですが、かなり抽象的というかばくっとした話が多かった印象です。

中には事例を交えてくれるものもあってそれは面白かったのですが、全体を通しては正直あまり頭に残っていません。笑

最後の12週目は課題に沿ったエッセイになります。まだ手をつけてないですが、なかなかボリュームがありそうな課題なのでがんばります。



あとはダイエットもやってるんですが、これは成果が出たら報告します。でなかったらしません。笑

こんな感じで割と充実した一時療養をしています。 それでは。

活動時間外(余暇)の過ごし方について

こんにちは。 またブログが久しぶりになってしまいました。

今回は、今年に入ってからの活動時間外(余暇)をどういう風に過ごしていたか紹介します。

カヌーレース(La Rutamaya)

 3月9日〜12日の日程で、中米最長のカヌーレース(多分)であるルタマヤカヌーレースに参加しました。 4日間、1日7時間近く漕ぎ続ける、やたらと過酷なレースなのですが、ベリーズ隊員はなんだかんだ毎年参加しているようです。 3人1艇のカヌーで、今年は2チーム参加しました。 1月中旬から、空いている日曜日はカヌーの練習をしてました。 本番はサポートメンバーとしての参加でしたが、楽しかったので来年はちゃんと参加しようと思います。

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JICA世界日記でもルタマヤについて紹介したので、良かったら見てください。

ルタマヤカヌーレースに参加しました! | ベリーズで柔道をメジャーにしたい! | JICAボランティアの世界日記

ちなみに丁度ルタマヤ期間中にイッテQのロケでイモトさんが来ていたのですが、ルタマヤにはいらっしゃいませんでした。残念!

ベリーズ柔道協会のサイト管理

 柔道協会のサイトの更新をちょこちょこと行っています。最近、ようやく昇級審査の全項目の解説とビデオ作成が終わりました。 受も取も技術不足は否めない点が多いですが、とりあえずは生徒が見た時に技のイメージが掴めればと思い、下手でも載せてます。 もう昇級審査の時に「教わってねぇ!そんなの知らねぇ!」とか言われたくないので…。

Judo Belize Federation Technical Archive for Beginners

下手すぎてやばい技もあるので、また撮り直ししていこうと思います。

ジョギング

 2月ごろから活動が週6日から週4日になり時間と体力の余裕ができたので、週2回くらいでジョギングをはじめました。 1回30−40分、6−8kmくらいです。丁度、少しジョギングに慣れて来たかな〜と思っていたところで、カウンターパートに誘われたので小さな5kmレースに参加してみました。 日曜の早朝に行われ、参加者は合計20名くらいの小さなレースでした。 参加費無料ですが、5位以内はちょっと賞金がもらえるという不思議なレースです。 5kmの部は男性10名くらいで、私は多分7〜8位くらい(23分33秒)でした。 写真は、一緒に参加したカウンターパートと柔道の仲間です。 ちなみに日曜朝6時スタートなので車は少ないですが、普通に車が通っている車道を走るというベリーズらしさでした。笑

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20代中盤の時は5km21分弱で走った記憶があるのでショックでしたが、原因は老化というよりも練習不足と、お菓子食べ過ぎだと自覚してます…。 食生活を改善し、もっと練習して、ちょっと痩せて(笑)、次回の9月までにはなんとか21分台にしたいと思います! また報告します!

ハイキング

 ベリーズ在住の日本人の方々や、その仲間の方々、協力隊の仲間と一緒にベリーズの山にハイキングに行って来ました。 滝を目的地に行ったのですが、景色が良く、水が気持ち良く、本当に楽しかったです! 一緒に行った方から写真を頂いたので紹介します。

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道中で、大きめの男の子(50kg位)が足を挫いてしまったので、途中から山道おんぶトレーニングになりました。キツ過ぎてしばらく筋肉痛になりましたが、そういうのも含めて楽しかったです!

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あと騎馬戦スタイルも試したのですが、これも割とアリでした!3人だとだいぶ楽!

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IJF Academy

 2月末から、IJF(国際柔道連盟)が提供している、Certified Judo Managerというオンラインコースを受講しています。 これは、柔道クラブや柔道連盟など、柔道に関する組織の運営について学ぶことができるもので、各国の柔道連盟から申し込めば無料で受講できます。 全12週間で、オンライン教材の受講とクイズを行います。今の所、6週目まで終わりました。 柔道クラブを運営する際に気をつける点や、組織に必要な要素について学べるのがありがたいのと、知らない単語や表現も出てくるので、同時に英語の勉強にもなっています。日本語以外の主要言語でコース受講が可能なので、他国の柔道隊員にも良いかなと思います。以下リンクです。

Home - IJF Academy

その他

 上に色々書きましたが、結局はYoutubeの時間が一番長いです。笑

最近は、筋トレ系Youtuberの動画にはまっています。みんな凄すぎて面白いです。 それ以外だと、「橋下徹の即リプ」はニュースの話題も多くて楽しいので好きです。

 活動では、最近悩みやモヤモヤが多ったですが、余暇の方は楽しく過ごせていて、そのおかげで活動も頑張れています。今後の活動の方向性については悩んでいますが、活動のほうでも良い報告ができるようにがんばります!

あ、GWに日本に一時帰国します!とてもバタバタな日程ですが、すごーーーーーく楽しみです。それでは。

昇級審査での気づき・反省と稽古内容の変更

 少し前ですが、2月に、私がベリーズに来てから初めての昇級審査を実施しました。 前回の昇級審査から数年が経っており、昨年10月に昇級審査項目、ルールを変更してからも初めての審査でした。 また、昇級審査後にこれまでの指導を反省し、稽古内容を変更しました。

1.昇級審査の仕組み

 ベリーズ柔道協会では、6級から1級までがあり、その後に初段などの段位があります。 昇級審査審査項目とルールは私が日本での経験などを元に案を作成し、協会での話し合いの末、最終決定したものです。 簡単に言うと、各級で20程度の項目があり、3つ以上で技術不十分とみなされると不合格になるというものです。 項目の詳細はベリーズ柔道協会のWebsiteにあります。

Kyu Exams - Judo Belize Federation Official Website

最近始めた人は6級から5級まで、経験者や既に級を保有している人はその先まで受験できるという仕組みにしました。

 私は柔道協会ではTechnical directorという立場のため、審査では受験者全員の採点を担当しました。

2.受験者数

 2月10日(土) オレンジウォークタウン(La Inmaculada):小学生37名が受験

 2月18日(日) ベリーズシティ(2つの柔道クラブ):小中学生24名、高校生以上11名

 合計受験者数:72名(延べ119級の審査)

3.気づき・反省点

 今回は、新しいシステムでの初めての試験だったため、過半数の生徒が受験しました。

 初めて審査員をやりましたが、すごい疲れました。ベリーズシティではその直前にゴタゴタがあり、何人かの生徒は私に敵意剥き出しでしたしね。笑

 私は、昇級審査は、審査と昇級による生徒のモチベーションの維持、向上が1番の目的だと思っています。

しかし、今回の審査とその準備を通じて多くの気づきがあり、自身のこれまでの指導を反省しました。

以下、気づきと反省点です。

(1) 思っていたよりも稽古した内容を覚えていない、日本語は全然覚えていない

 今回、審査に向けての練習や審査を通して、稽古した内容をこちらが思っているほど覚えてくれていないと言うことがよく分かりました。

 子供の場合、正座の仕方や立ち方も、毎回の練習前と後に必ず実施し、その都度説明しているのですが、一人でやってもらうと出来ないということが多くありました。 これは審査前に改めて一人ずつ練習することで審査では大体の生徒が守ることができましたが、そもそも稽古にあまり来ていない子もいたり、それでもできない子もいたりと、全員はできませんでした。

 大人でも、思っていたよりも技の内容を覚えていないことが多くありました。

 日本語については更に難しく、例えば毎回の練習で必ず行う「後ろ受身」は日本語でも必ず言っていたのですが、これはいつも練習に来てくれている大人でも覚えておらず、割とショックでした。

(2) 予習、復習はクラブ・生徒によって意識に大きな差がある

 オレンジウォークの小学生は練習は週に1回です。

ベリーズシティの大人や子供も多くても週に2、3回の練習です。

 また、仕事や、家庭、性格上の問題もあり、週に2回以上練習に来る生徒はごく一部です。

昇級審査にあたって、自分で準備ができるように柔道協会のウェブサイトに各審査項目の説明文とビデオを掲載し、確認しておくようにお願いしました。 今教えているほとんどの生徒たちは、経済的に厳しい家庭でも何かしらの方法でインターネットにアクセスできるからです。

 しかし、ベリーズシティの生徒は準備不足が見受けられる生徒も多く、自主的に予習、復習を期待するのは難しいと思いました。

 一方で、オレンジウォークの生徒はよく練習してくれていました。 10歳くらいで、体が大きく前転のできない男の子がいたのですが、昇級審査の2週間前から毎日家で前転を練習し、審査では見事に前転ができたのを見たときには、とても感激しました。

(3) 昇級に対して強いこだわりがある

 子供も大人も、昇級に対して強いこだわりがあることがわかりました。 大人からは、「柔道を上達することが目的だから、昇級はそれほど重要じゃない」と言われることが多い印象だったので、これまでの稽古内容は昇級審査項目だけでなく、試合などを想定した実践的な内容も含めていたのですが、昇級審査の準備や取り組み方を見て、昇級に強いこだわりがあるということがわかりました。

4.昇級審査後の稽古の変更内容

 上記の通り、たくさんの気づきと反省があり、これまではとは少し稽古のやり方も変えることにしました。 以下が変更点です。

変更点①技の名前の確認

 これまでは、稽古する技の名前は私が口頭で言って終わりでしたが、生徒に稽古している技の名前を繰り返し言ってもらったり、質問して確認するようにしました。

変更点②1週間で、練習する技は寝技・立ち技1つずつ

 これまでは、時間があれば1回の稽古で2つの技を練習したり、複数のバリエーションを練習していましたが、これでは多くの人が忘れてしまうということがわかりました(稽古した内容をノートに記載してもらうということもお願いしましたが、ベリーズではかなり難しそうです)。

 そこで、少なくとも1週間以上は寝技・立技とも1つの技に絞り、時間をかけて練習することにしました。 1つの技しか練習しなくても、月曜にできるようになっても水曜には忘れているという感じなので、しばらくはこの方法で行こうと思います。

変更点③打ち込み、乱取りの時間を減らす

 これまでも、打ち込み、乱取りの時間は短めのだったのですが、変更①②を行うと打ち込み、乱取りの時間はこれまで以上に確保が難しくなったので、 配分を減らすことにしました。

変更点④稽古時間内で筋トレはしない

 これも理由は③と同じです。

 大人については、稽古時間内には腕立て伏せやスクワットなどの筋力トレーニングは行わないことにしました(これまでは稽古の最後に5−10分程度行ってました)。

これは、「強くなる」というよりは「上手くなって昇級する」というモチベーションの人が多そうだからです。

 私自身は稽古後に一人で軽くトレーニングしているので、もし「強くなりたい」という人がいれば残って一緒に稽古やトレーニングをすれば良いと思っています。

現状では自主的に残って練習する人はほぼいませんが、たまに残って少し稽古する人もいるので、しばらくはこのやり方を続けるつもりです。

5. 最近の様子

 今回の変更で、稽古のペースはこれまで以上に遅くなりました。 しかし、彼らの目的や体力・技術レベルを考えて稽古内容を考えると、日本と同じようには出来ないのは仕方ないのかなと思っています。

とりあえず、最近は平和に活動できています。このまま帰国まで穏やかにいきたいです。

それではまた。

活動時間を減らしました。

タイトルの通りですが、柔道の活動時間を減らしました。

ちょっと詳細はここでは書けないのですが、揉め事もありましたし、 どうしても納得できないこともありました。

やっぱり協力隊の活動って色々あるんだな〜、と実感しました。

もし活動が順調にいっていない同期がいたら、ここにもいるので安心してと言いたいです。笑

最近のゴタゴタは精神的には滅入りましたし、クラスが減るということは悲しいことでした。

ビールもたくさん飲んだのでお金も飛びました。笑

でも、実際にクラスが減ると体も心もだいぶ楽になりました。

今回の件は、柔道協会の会長とも相談し、わかって頂いた上での活動時間減なので、 配属先の柔道協会とは良好な関係を維持できています。

というわけで、これまでは月〜土の週6回で延べ14クラス(20時間)でしたが、 2月下旬ごろから月・水・金・土の週4日で延べ8クラス(10時間)になりました。

これからまた活動時間が増える可能性もありますが、当面はこの無理のないペースで 活動していこうと思います。

最近、昇級審査があったのでそれについてもまた書こうと思います!

それでは。

柔道の人種ごとの特徴と私の戦い方

今回は柔道をしていて感じる人種や民族ごとの身体的な違いと、それに対して私が戦い方で心がけていることについて書きました。

1.背景

 これまで柔道をしてきて、個人個人で骨格や筋肉の付き方が全然違うということを肌で感じてきました。 また、それに応じて技の掛け方や崩し方を工夫する必要性も感じています。今ベリーズで柔道を教えていても、ベリーズにはたくさんの人種・民族が共生しているので、子供、大人に関わらずそう言った違いを感じることはとても多いです。もちろん日本人同士でも骨格や筋肉のつき方は大きく違いますが、人種ごとの違いは非常に大きいというのが、これまでハンガリーやベリーズで柔道をしていて感じることです。そういった中で、それぞれの特徴の違いを活かして自分の柔道を磨くというのも、柔道愛好家の楽しみの一つだと思っています。

そこで今回は、大変抽象的、主観的、感覚的かつ大雑把ではありますが、現時点で私が相手の人種ごとに心がけている戦い方について書きます。

この記事は、私の中途半端な柔道経験に基づいている主観です。これまで一緒に練習していた人たちが、外国人の方が稽古にいらした時にでもここに書いてあることを試してくれたら嬉しいなと思って書いています。

2.前提条件

個人差は大きい

 当然ですが、同じ日本人でも骨格や筋肉の付き方は千差万別であるように、同じ人種なら同じ特徴というわけではないです。ただ傾向はあるように思います。

海外の方との柔道経験

 ハンガリーに住んでいた時の1年半では、ハンガリー人をはじめヨーロッパの色々な選手と練習をしました。また、現在住んでいるベリーズではクレオール(アフリカ系黒人と欧州系白人の混血)、メスティーソ(マヤ人と欧州系白人の混血)と呼ばれる人達と稽古することが多いです。それ以外では、イギリス、インドネシアのクラブで稽古したことがあるのと、日本で色々な国の方と稽古しました。

人種などの分類は大まか

 人種分類などの専門的なことは詳しくないのでよくわからない、交配が進んでいて厳密な人種分類そのものができないなど細かく考えると難しいので、とても乱暴な分け方になっています。

遺伝的要因と環境要因を分けるのは難しい

 遺伝要因と環境要因を分けるのはとても難しいですが、以下で書いている内容は子供たちに指導していても感じるので、遺伝要因も大きいと感じています。

3.それぞれの特徴

 今回は、ヨーロッパ系(コーカソイド)とベリーズのクレオール(ネグロイドとコーカソイドの混血だが、明らかにネグロイドの身体的特徴が強く出ている)について書いてみます。 こういった人たちに私(日本人)がどういう柔道を心がけているのかを書いているので、これらの民族と比較した時に感じた日本人の特徴を先に書きます。

日本人(東アジア人)

柔道で感じる身体的特徴

  • 比較的上半身より下半身の方が大きい
  • 骨盤は狭め、他民族より骨盤がやや後傾気味?
  • 体を捻る、回転する動作が得意
  • 手足の指先や手足首などの末端制御が速くて正確

私の戦い方

 末端制御が得意だと思います。小さな子供に教える時にも「気をつけ」や受け身の手足の使い方の飲み込みは早いと、日本で指導しているときも、ベリーズで台湾の子供に教えているときも感じました(これは幼児教育も大いに関係あると思いますが)。大人同士で柔道しているときは、手足が細かく動くのでそのブロックを外すのは難しいですが、他の人種と比べると腰は軽めなので、例えば内股では真上に抜き上げるようにかけてもかかることも多いとは感じます。相手の手首の動きをうまく制御できれば有利に戦えるような気がします。組み合った状態で「適当に」横に動いたり体を入れ替えて捌いても、あまり効果がないと感じます。「他民族よりも骨盤がやや後傾気味?」と書いたのは、なんとなく重心が他民族よりもちょっとだけ背中側にあるような気がするからです。また、崩す時には骨盤の動きよりも首や肩を崩すようなイメージになると思います。

ヨーロッパ系(コーカソイド)

柔道で感じる身体的特徴

  • 比較的下半身よりも上半身のほうが大きい
  • 骨盤が横に広い、骨盤が立っている
  • 骨盤から背中にかけて太い芯があるようなイメージで軸がしっかりしている(腰が重い)

私の戦い方

 とにかく腰が重い気がします。そのため、日本人同士で稽古する時には自分より少し重いくらいの相手まではそのまま真上に抜き上げるように内股をかけてもかかったりしますが、ヨーロッパの方と稽古する時には相手の骨盤を捻るか前傾させるように崩さないとかからないことが多いです。近距離での技の掛け合いは基本的に敵わないので避けるようにしていました。ただ、組み合った状態で「適当に」横に動いたり体を入れ替えて捌いても、相手のバランスを崩せることが多くありました。これは力の入れ方もありますが、骨盤の広さも関係があるような気がします。できるだけ相手の骨盤を動かしたり捻りながら技を入るようにしています。あとは低めの一本背負いはかかりやすい気がしていて、これは骨盤の広さと大いに関係があると思います。私は、釣手はとりあえず低くてもいいので、とにかく両手で組んで距離を取りながら「うにょうにょ」動いて相手の骨盤を動かして戦うようにし、たまに低い一本背負いに入るようにしていました。

クレオール(≒ネグロイドの身体的特徴が強い)

柔道で感じる身体的特徴

  • 手足が長い
  • 骨盤が丸い、やや前傾気味
  • 左右の太ももからお腹にかけて2本の太くて強いゴムのような筋肉(腸腰筋?)があるような感じ

私の戦い方

 全体的に前傾姿勢の人が多い気がします。小内刈は工夫しないとかかりにくいと思います。なんとなくですが、太ももからお腹にかけての筋肉(腸腰筋?)メインで攻撃も防御も体を動かしている印象があります。いわゆるバネがあるっていうのはその通りなのかなと思います。普通の前転後転もやったことがない小学生でも簡単にバク転を決めたりします。手足が長いので懐も深いです。ただ、なんとなくぴょんぴょんしてしまう印象なので、出足払や小外刈などのチャンスは多く、また相手の足を交差させたりもたつかせることができれば投げやすい気がします。大外刈りもかかりやすいと思います。これは自信がないですが、踏ん張る力は他の身体能力に比べると低い気がします。あとは、巴投げなどもかかりやすいのかなと思います。まだクレオールでそこまで強い人と柔道をしたことがないのでわからない部分も多いですが、なるべく太ももからお腹までのゴムのような筋肉を活用させないという戦い方をする必要があると思います。私は押し込む、引き落とすという崩しをしながら出足払、小外刈、大外刈、巴投あたりを使って、たまに担ぎ技を使うようにしています。内股が好きなのでよく使いますが、彼らに対しては効率の良い技ではないような気がします。

所感

 色々書きましたが、色々試して失敗したり成功したりするのが面白いのかなと思います。私の場合はどの技も中途半端なので、相手によってかかる技が全然変わることが多いです。それはそれで相手の特徴を感じられるので楽しんでいます。

ベリーズでは個人個人の身体的・精神的な特徴に応じてどのように指導やアドバイスをしていくべきなのかは難しいですが、柔道の基本は一緒だと思っています。ベリーズで教えている人たちも「守破離」という考え方の通りで、最初は私のやり方も試してもらってその後は自分のやり方に辿り着いてもらえればと思っています。