ベリーズ×柔道 青年海外協力隊活動記

青年海外協力隊2017年度1次隊の柔道隊員として中米ベリーズで活動中。ベリーズについて、ベリーズでの柔道について書いていきます。

ベリーズの民族について(活動前訓練1)

7/3(月)から首都ベルモパンにあるベリーズ大学(University of Belize)で3週間の訓練をしています。 右下の写真の右奥にあるRLC(Regional Language Center)というところで、 午前中は英語でのベリーズの文化や歴史を、午後は現地で使われているクレオール語を勉強しています。 f:id:belizejapanjudoteru:20170715105017j:plain:w350 f:id:belizejapanjudoteru:20170715105124j:plain:w350

というわけで今回は、ベリーズの民族について学んだことを紹介します。

※情報が誤っていたり、不足があるかもしれませんがご了承ください。また、出典もここでは細かく出しておりませんがご容赦ください。気になる方はご連絡いただければできる範囲で情報提供するように致します。

ベリーズの民族について

ベリーズにはたくさんの民族が生活しており、主な民族について学びました。 主な民族の人口割合を民族名の横に記載しています(出典: The World Factbook — Central Intelligence Agency)。

※複数の民族に属しているという回答もあったため、合計は100%を超えています。

メスティーソ(Mestizo)52.9%

 中米に土着のマヤ民族と、ヨーロッパ人(特にスペイン人)の混血による民族です。 ベリーズで一番人口の多い民族です。メスティーソの人々は日常会話ではスペイン語を話す人が多いです。 キリスト教を信仰しながら、マヤ民族の精霊信仰の儀式も守っている人が多いです。 中米の近隣国からの難民や移民も多くいます。

Mestizo - Wikipedia

クレオール(Creole or Kriol) 25.9%

 クレオールは、植民地時代に支配階級だったヨーロッパ人男性と奴隷として連れてこられたアフリカ人女性を祖先に持つ民族です。 なので見た目はアフリカ系に見える人が多いです。 ベリーズのクレオールは、イギリスとアフリカの文化を合わせ持っています。

Belizean Creole people - Wikipedia

人口の26%弱(Wikipediaでは21%)となっていますが、ベリーズシティではその割合はもっと高いです。 ベリーズの公用語は英語ですが、クレオールの人々はクレオールというのを生活言語にしています。 ベリーズのクレオール語は英語をベースに持っています。 そのため全く違う単語もありますが、多くはなまりの強い英語に聞こえます。 例えば、「I」は「Ah」、「you」は「yu」、「me」は「mi」、「we」は「wi」とかっていうのは発音もほぼ一緒です。 でも、「us」も「wi」だし、「he, she, it」は全て「ih(イー)」、「they」も「them」も「dehn(デーン)」とかっていうのはちょっとわかりにくいです。 「He is a farmer」は「Ih da wahn faama」です。 他に英語とは全く違う単語もあります。「child」は「pikni」で「girl」は「maku」です。 ベリーズのクレオール語についてはまた機会があれば紹介したいと思います。

マヤ(Maya) 11.3%

 最も早い時期からベリーズに住んでいた民族です。 マヤ文明や、マヤ遺跡で有名な民族で、今でも精霊信仰や儀式など、多くの伝統を守って生活しています。 大人しくて真面目な人が多いというのが一般的な印象です(担当の先生談)。 見た目は、肌の色は浅黒く黒髪で、身長は一般的に低めです。

Maya peoples - Wikipedia

ガリフナ(Garifuna) 6.1%

 1635年ごろに難破したスペインの奴隷船から逃亡したアフリカ人と、土着のカリブ人の混血を祖先に持つ民族です。 ガリフナは奴隷にならなかった民族という誇りを持っています。 人々の見た目はクレオールに似ていますが、服装、音楽をはじめ異なる文化を持っています。 家族形態は独特で、多くの女性はあえて結婚をせずに子供を持ち、家族というよりも村全体で子供を育てます。

Garifuna - Wikipedia

インド(East Indian) 3.9%

 最初にインド人がベリーズに来たのは、イギリスに対して起こしたインド大反乱(第一次インド独立戦争後)が鎮圧された直後の1857年ごろと言われています。その後も数回の移住があり、現在はベリーズシティの南側にあるAlbert Streetに多くいます。彼らは主に服屋や靴屋、レストランを営んでいます。

メノナイト(Mennonite) 3.6%

 メノナイトはキリスト教のアナバプテストの教派の一つです。

メノナイト - Wikipedia

ベリーズのメノナイトは、ドイツやオランダからロシア、カナダ、そしてメキシコを経由してベリーズまで来ました。1957年にベリーズの植民地政府とナノナイトの代表者で合意がなされ、それはベリーズの社会保障制度に彼らを含めず、教育システムもメノナイト独自のものにすることを認めるものでした。現在でも多くのメノナイトの人々はその当時に得た土地に集団で住み、農業や林業を生業としています。服装は、男性はボタンダウンシャツ、サスペンダー、麦わら帽子、黒目のズボンと靴、女性はシンプルな色のドレス、つば付きの帽子もしくはベールです。白人の方が多く、服装も独特なのでメノナイトの方はすぐにわかります。

中国、台湾(China, Taiwan) 1%

この他に中国、台湾から来た人々についても学びました。人口統計では1%となっていますが、ここベルモパンのレストランやスーパーの多くが中国系もしくは台湾系です。中国、台湾から来た人々についてはまた機会があれば紹介したいと思います。

感想

ベリーズは本当に多民族国家だな〜と思いました。 英語、スペイン語、クレオール語、どれも勉強したほうが良さそうです。 ぼちぼちがんばろうと思います。

それでは。