ベリーズ×柔道 青年海外協力隊活動記

青年海外協力隊2017年度1次隊の柔道隊員として中米ベリーズで活動中。ベリーズについて、ベリーズでの柔道について書いていきます。

ベリーズの貿易について(活動前訓練3)

 少し前ですが、7月の活動前訓練中にベリーズの貿易について学んだので紹介致します。
なお、今回の貿易データはOEC(The Observatory of Economic Complexity)のものです。

OEC: The Observatory of Economic Complexity

1.OEC(The Observatory of Economic Complexity)について

 ベリーズの貿易データを調べていたらOECというサイトにたどり着きました。 このサイトはMIT Media Labのチームで運営されていて、UN COMTRADEのデータを元に作成されています(2001年以降)。運営元もデータ元も信用出来そうで、各国の貿易概況見るときに分かりやすいので、興味のある国があればチェックしてみてはいかがでしょうか。

2.ベリーズの貿易について(2015年)

 データは以下のサイトのものです。

OEC - Belize (BLZ) Exports, Imports, and Trade Partners

 単位は全て米ドルです。
訳語などの誤りがあるかもしれませんので、詳細で気になる点は元サイトでのご確認をお願い致します。

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 ベリーズは、輸出4.5億ドル、輸入12億ドルの大幅な貿易赤字で、一人当たりのGDPは約8,500ドルです。

主な輸出品

  1. 砂糖:8,600万ドル
  2. バナナ:6,700万ドル
  3. フルーツジュース:4,530万ドル
  4. 甲殻類(エビ、カニ):4,100万ドル
  5. 冷凍魚(切り身でない):3,560万ドル

※この上位5品目で、輸出全体の61%程度になります。

主な輸入品

  1. 石油精製品:1.1億ドル
  2. 巻きタバコ:6,060万ドル
  3. 娯楽用ボート:3,980万ドル
  4. 運送トラック;2,980万ドル
  5. 電気:2,160万ドル

※この上位5品目で、輸入全体の22%程度になります。

主な輸出先

  1. アメリカ:1.25億ドル
  2. イギリス:1.09億ドル
  3. コートジボアール:2,230万ドル
  4. バーレーン:1,730万ドル
  5. アイルランド;1,590万ドル

※この上位5カ国で輸出の約64%を占めます。

主な輸入元

  1. アメリカ:3.49億ドル
  2. メキシコ:1.36億ドル
  3. 中国:1.07億ドル
  4. グアテマラ;9,530万ドル
  5. キュラソー:8,540万ドル

※この上位5ヶ国で輸入の64%を占めます。

3. 所感、追記

輸出品目になぜマンゴーが入っていないのか?

 ベリーズシティなどの都市部ではマンゴーは1個0.5USD(=1BZD)しますが、村などでは6個や7個で0.5USDというところもあるそうです。先輩隊員の村ではたくさん落ちてそのままになったりもしているそうです。なのでてっきり輸出もたくさんしているものと思っていましたが、上位にはありませんでした。生での輸出は難しくてもドライマンゴーにして輸出できそうな気がしてしまいます。 ところで、日本ではドライマンゴーは人気ですが、ベリーズ人はドライフルーツがあまり好きではないそうです。 ベリーズは人件費がメキシコなどに比べると高いということですが、ドライフルーツ生産なら採算の取れるやり方もできるんじゃないかな〜と思ってしまいます。これについてはもう少し色々な人に話を聞いてみようと思います。

台湾の方も多いのにマンゴーかき氷がない!

 少し話が逸れますが、ベリーズにはたくさんの台湾の方がいて、スーパー、レストランやカフェも多くあります。そして上で書いたようにマンゴーは安くて旬の時期はお店でもよく見かけます。ただ、マンゴーかき氷は見たことがありません。台湾と言えばマンゴーかき氷なのに、なぜ無いのか疑問です。なんとかしてベリーズにいる台湾人の方と仲良くなってマンゴーかき氷を始めるように頼もうと思います。

キュラソーが産油国だって知らなかった。そもそもキュラソーを知らなかった。

 主な輸入元でキュラソーが入っていますが、OECのキュラソーのページを見ると産油国だとわかりました。そもそもキュラソー島というのを初めて知りました。Googleでキュラソー島を画像検索するとすぐにわかりますが、オランダ的な町並みと海が大変美しい島みたいです。また、第二次大戦中に杉原千畝(杉原千畝 - Wikipedia)さんが「命のビザ」を発給した際に使用したのが「偽キュラソー・ビザ」だそうです。勉強不足で大変恥ずかしいですが、勉強になりました…。

ベリーズシティの港は浅く大型船が入れない

 ベリーズ最大の街ベリーズシティにある港(Port of Belize)は浅く、大型船が入れないことが貿易の阻害要因になっているそうです。Port of Belizeの喫水(船が沈む深さ)は10mまでで、最近の大型コンテナ船などには対応できていないようです。 ちなみにタイのバンコク港も同様に浅すぎて大型船が入れない問題があったため、レームチャバン港を作ったんだそうです。

Port of Belize, Belize - ports.com

岸壁 - Wikipedia

バンコク港 - Wikipedia

それでは。